31日 12月 2023
今日は大晦日。久々にテレビに酔ってしまった。テレ東が16時から6時間も放送した「第56回年わすれにっぽんの歌」にだ。春日八郎で、子どもの頃にうろ覚えで歌ったことが蘇ってきた。三橋美智也の大フアンであった母を思い出した。山田太郎で、自分が小学生の時新聞配達をしていた記憶が蘇ってきた。学生の頃は何処でもいつでも加山雄三の曲が流れていた。会社に入っていつ頃からかカラオケが流行っていた。もう20年以上カラオケには行っていないが、自分の十八番を思い出した。40代の頃は、会社の仲間と良くカラオケに行った。と言うよりは、カラオケ通いが仕事の一部だったように思う。単身赴任の時は、飛行機内でKANの「愛は勝つ」を良く聴いたし「初めてのお遣い」動画も良く見た。こんな思い出が走馬灯のように蘇ってきた。歌を聴いていても、画面は頭を通り過ぎ、頭の中は思い出のシーンが巡り巡っていた。年忘れの為の番組のはずなのに、過去を蘇らす歌の力を知った次第。
30日 12月 2023
帰省の時期だ。DIAMONDonlineに「帰省で絶対踏んではいけない10個の地雷」なる記事が載っていた。自分は既に帰省される側だが、帰省する側から見る景色も知る必要があるかと思って読んでみた。義実家で言わなきゃいいのにという、やりがちな大失敗は、義母の料理の褒めすぎで間接的に嫁を貶すこと、高学歴を話題にすること、血筋やら家系を持ち出すこと、スマホばかりいじっていることでここにいたくないオーラを発すること、両親の前でイチャイチャすること。一方自分の実家では、配偶者に「まだ言わないで」と口止めされていたのに「今度さあ~」と話してしまうこと、実家の夕食時などで義実家と比較してしまうこと、「もう年なんだから」と変に気遣うこと、母の料理を前に嫁さんに「口に合わないかもしれないけど、まあ食べて」と言うこと、散々働かされた嫁さんに対し「田舎には田舎のやり方があるからさ」と言うこと、とある。我が家の子どもは男3人だから、嫁さんと孫が来る。幸い我が家には、これらの地雷は無かったと思う。でも、問題は自分だ。いつ自分が地雷になるかもしれない。攻撃するつもりは全く無いのだが、思い詰めると熱弁を振るってしまう。論語では「七十にして矩を踰えず」とあるが、七十七にして矩を踰えるのが、最大の問題かもしれない。
29日 12月 2023
先日テレビニュースで福岡には358ナンバーの車が多いと報道していた。何で358なのだろう。ゴロ合わせでもなさそうだ。そこで気になり調べてみた。聖書の中に666は悪魔の数字で、358は聖なる数字という記述がある。666は、頭に666のアザを持つ悪魔の子ダミアンを巡る物語オーメンが有名だ。勿論エンジェルナンバーとして良い意味もある。一方、358は幸運を呼び込む聖なる数字だという。車のナンバーを358にすると、突然に燃費が30%ぐらい上がったという。徳川将軍で、何代何々というのですぐに言うことの出来る将軍は三代家光、五代綱吉、八代吉宗で、三五八だ。西遊記の玄奘三蔵の従者は、三・沙悟浄(さごじょう)、五・悟空(ごくう)、八・八戒だ。お釈迦様が悟った時は、35歳と8カ月。こじつけと言えば、こじつけだが、こじつけとも言えない何かがありそうだ。面白かった人の勝ち神様は面白がった人に味方するという。面白がって乗ってみるのも一興かと思う。
28日 12月 2023
総務省は今月27日から「1円スマホ」のような過度な割引合戦が生じないように、新ルールを導入した。今後、1円スマホは買えなくなると思われていた。と言うわけで、前日の26日まで家電量販店には駆け込み購入が相次いだ。ところが、ソフトバンクは12月26日、新たな端末購入補助プログラム「新トクするサポート」を12月27日から開始すると発表した。実は「新トクするサポート」で実質1円のスマホが買えるのだ。ソフトバンクは総務省の穴を突いたのだ。各キャリアは従来、端末代金を割賦にする代わりに、2年目以降には端末をキャリアに返却することで、残債を負担しなくて良いというプログラムを提供してきた。それをソフトバンクは1年にしたのだ。支払いを48回払いで、12ヶ月までを1円とし、1年後にスマホを返却し、残債をチャラにするというシステム。1年で機種変更という販売方法は、実はスマホ業界にとって誰もがハッピーになるという。家電店にとって、1年でお客さんが機種変更のためショップにやってくるので新たな商材を売れるチャンスになる。メーカーにとっても、買い換えが3~4年から1年毎に機種変更となるので出荷台数は伸びるに違いない。通信業者にとっても、通信速度が速くなることで通信料収入が上がり、アプリ開発者はゲームやコンテンツなども消費され、今まで以上に潤うことになる。KDDIやNTTドコモも追随せざるを得ないだろう。結局、総務省が机上の空論でさまざまな割引ルールを課しても、スマホの販売でご飯を食べているキャリアや販売代理店の本気にはかなわないということだ。総務省が本来成すべき事は、もっと自由にスマホを売り買いできる環境を醸成していくことだと思う。
27日 12月 2023
またまた文春砲が炸裂した。今度はダウンタウン松本の性加害事件だ。週刊文春電子版は「2015年冬、グランドハイアット東京の飲み会でスピードワゴン小沢から誘われた女性が、2人きりの部屋で全裸になった松本に「俺の子を産めや」と襲われた」との記事を載せた。松本は、文春記者の直撃取材に対し「証拠を出せ」とまくし立てたとのこと。松本は文春発表後一時的におとなしくしていたが、マスコミが騒がないことが分かり息を吹き返し息巻いているという。後輩芸人が女性を探して誘い出し、その後に松本が登場するというパターンが定着し、松本の性加害の常習性は知れ渡っているようだ。仮に文春の報道が事実であるならば、番組の降板、芸能界からの引退は免れない。ところが、マスコミは完全にスルーしている。テレビでは今日も松本がのうのうと顔を出している。マスコミが吉本興業や松本に忖度しているのだ。これはジャニーズの性被害とソックリの構図だ。懲りないマスコミだと熟々思う。
26日 12月 2023
高島屋の冷凍クリスマスケーキが破損状態で出荷され、横山専務営業本部長が謝罪した。2879個販売し、807個が破損していた。ところが、横山専務は「原因は不明」とし、この問題を切り捨てた。たかがケーキではあるけれど、高島屋には品質について真摯な態度は無いし、管理体制もなっていないことがバレてしまった。これで高島屋ブランドは全てにおいて大きく傷つくことになるだろう。高島屋は原因不明と言っているが、問題は単純で、原因は冷凍不足なのだから、丁寧に製造過程、物流を調べれば簡単に解明出来るはずだ。一般に品質問題が発生する時は、普段とは違う何かが存在しているものだ。今回は、イチゴの入荷遅れによる凍結時間の変更だ。凍結時間を2週間から20~25時間に変更し、凍結することを確認したとのことだが、1個の凍結と100個の凍結では、同じ時間で行なうのは無理がある。また、時間短縮のため現場が勝手に時間を短縮しなかったのだろうか。ヤマトもサガワも品物の管理はしっかりしている。807個を辿れば、問題は更に明らかになる。こんな些細な調査もしない高島屋には呆れるばかりだ。
25日 12月 2023
ダイハツの認証試験不正で波紋が広がっている。発端は今年4月に内部通報を基に不正があったことをダイハツが公表したこと。翌月には第三者委員会を設置し、全容の解明と原因の追求を行なった。そして、12月に新たに174件の不正が見つかったと発表し、国内の全工場の生産を2024年1月末まで停止することに至った。当初、内部通報により発覚したため、ダイハツの内部監査は正常に機能しているとむしろお褒めの評価をされたものだ。ところが、事実は内部通報ではなく外部通報だったとのこと。ダイハツには内部通報制度「社員の声」がある。第三者委員会によると、社員らは内部通報制度に不信感を持っていたという。言わばお飾りの内部通報制度だったのだ。身内で身内を告発するのは難しい。自分にも経験がある。工場長時代のことだ。工場組織内に品質管理課があったが、同じ組織内にあるため、どうしても品質管理が甘くなる時があった。そこで、品質管理課を工場から切り離し、独立した品質保証部を作った。これは上手く機能した。しかし、組織を分けたからといって、上手くいくとは限らない。ダイハツでも同様な組織はあるだろう。問題はその組織の上に立つ者の見識だ。そう言う意味で、ダイハツの組織の長は、長として失格としか言い様がない。
24日 12月 2023
内閣府の有識者懇談会が、日本学術会議は国とは別の法人格をもつ組織にするのが望ましいとの中間報告をまとめた。でも、その論理は単純だ。学術会議の機能は、政府などに対し、独立した立場から客観的で学術的・科学的な根拠にもとづく助言をすることだから、政府の方針と無関係に、可能な限り高い独立性を保つべきだ。従って、学術会議が政府の機関であることと矛盾するので国から切り離して法人化するのが望ましいと結論した。しかし、創設当初から、学術的・科学的な根拠にもとづく助言が政府の方針と合わない可能性はあった。助言するのだから、端から合うはずが無い。合わないから存在価値があったとも言える。でも、何故今になって国から切り離すのだろう。戦後早々に創設された学術会議は、いつも政府とのイザコザを抱えてきた。でも、国と切り離す今回の話が出たのは、菅政権時代の任命拒否が発端だ。当時騒がれたが、菅は未だに拒否した理由を語らない。学術会議の一員が親中過ぎるとか、軍事研究を拒否しているためとか言われているが、真相は闇の中。菅が拒否の理由をまな板に上げ、国民的議論を始めることこそ、日本の学術は浮かばれるというものだ。
23日 12月 2023
今日12月23日は77歳となる誕生日だ。自分には2つの誕生日がある。もう1つは12月18日。中学に入る前までは18日だった。ところが、中学入学時、戸籍を取り寄せると23日に変わっていた。役所のミスだが、それ以降自分の誕生日は12月23日になってしまった。当時、変わるのが嫌だった。でも、月日を重ねると、満更悪くは無いとも思えてきた。理由は2つある。1つは、星座占い。18日は射手座だが、23日は山羊座だ。両方を見て、良い方を選べるのが特権だ。もう1つは、平成天皇と同じ誕生日であること。全国的に祝日で誕生日を祝ってくれる。所属していたテニスクラブの忘年会は殆ど12月23日に開催された。すると、必ず自分も誕生祝いのお零れを戴けるのだ。いつもは端役だが、この日だけは主役に躍り出る。役所の間違いも捨てたものでもない。でも、もう2度と間違えるなよ!
22日 12月 2023
自民党の政務調査会がNTT法の廃止提言を発表し、NTT vs...