30日 4月 2018
フジテレビの「とくダネ!」は見ないようにしている。小倉キャスターの高慢な態度が極めて不愉快だからだ。そろそろ番組打ち切りか小倉の降板かとの噂が流れていた。ある意味楽しみにしていた。ところが、小倉で番組が続行するという。フジテレビは、小倉に断られることを前提で以前の半分以下のギャラを提示したが、小倉があっさり了承してしまった。かくして番組続行となった。フジテレビはチョロいと思う。小倉にとって、地デジでのレギュラー番組は「とくダネ!」だけだ。この番組を降りれば過去の人になってしまう。たとえギャラが半分以下になろうが、食いついてくるに決まっている。フジテレビの狙いは、視聴率アップなのかコストダウンなのかが曖昧だ。小倉が続行すればコストダウンにはなるが、視聴率の回復は望めない。真面なテレビ局ならば常識的に視聴率を優先する。フジのように安かろう悪かろうでは視聴率は上がらない。視聴率が上がらなければ有力なスポンサーを見込めない。益々経営が苦しくなるから番組は粗雑になる。経営者が替わったが、負のサイクルは回り続けている。低視聴率の番組は全て切るくらいの決断がないと、フジは益々経営難に陥ることになりそうだ。
29日 4月 2018
覚えよう、話せるようになろう、と思っても中々身に付かないのが英語。ましてやスラングなど別世界の第二外国語に等しい。だがエンジェルスの大谷選手のお陰で野球スラングが身近な存在になってきた。ソーシア監督が大谷のコンディションは「full gorilla」だと言った。「full...
28日 4月 2018
日本代表監督を電撃解任されたハリルが来日し会見を開いた。今更何をしゃべりに来たのだろうかと思う。解任された時、ハリルの第一声は「何故?」だった。それ程「裸の王様状態」だったのだろう。でも、解任理由は明解だ。ハリルではW杯に勝てないと見込んだからだ。戦術が一本槍。日本のスタイルにマッチしていない。しかも機能しない。選手起用が曖昧。選手が試合で萎縮している。等々意見はあるが、答えは簡単。勝てなかったばかりではなく、今後勝つための手順が見えなかったからだ。ハリルは就任早々前任者が選んだ選手を固定的に起用した。それを批判されると、今度は旬な選手ばかりを偏重的に起用した。もうすぐW杯だというのに、軸となる選手の基本的配置が決まらず多用に明け暮れた。W杯までは、あと数ヶ月。チームの骨格は出来ていなければならない時期だ。だが骨格すらも出来ていない。ハリルにはチームワークを作るという概念が無いように見える。監督失格の所以だと思う。ハリルは来日し「協会は一度として問題点を指摘してくれなかった。選手とのコミュニケーションも本田と香川以外は上手くいっていた」とコメントしているが、問題はそこには無い。協会が「あえて言えばコミュニケーション」と言っただけで、問題は「勝つ期待が持てるか」に尽きる。勝てる期待が持てない監督など全く不要だ。来日会見などせずに、さっさと韓国の監督に鞍替えし、日本を見返す努力をすれば良いと思う。
27日 4月 2018
理化学研究所の研究によると、遺伝子情報を調べた結果、日本人は数千年をかけてアルコールに弱い体質に進化してきたことが分かったとのこと。自分の経験・知識から考えると、エーッという内容だ。自分は、年齢を重ねる毎にアルコールに強くなり、これこそが人間の進化だと思っていたからだ。思い起こすと小学生の時、父に晩酌のお酒を飲んでも良いと言われ、冗談半分に飲んだのが初体験。大学の洋弓部の新人歓迎会で先輩から飲めるのかと問われ「はい、飲めます。ビールをコップ1杯なら」と答えて笑われた。その後、酒好きの先輩が毎日誘ってきた。毎度の如く二日酔いになり、それでも毎日付き合った。お酒に強くなったのはこの経験があったからこそと思う。当時は、お酒の強さこそが、子供から大人へ進化する脱皮の瞬間だと思っていた。その後社会人になってからも、酒量は増え耐性も増した。50歳前後の頃がピークだったと思う。理研の研究結果は衝撃的だ。自分の常識を根底からひっくり返した。アルコールに立ち向かいこれを制することが進化だと信じていたのに、アルコールを遠ざけることこそ進化になるとは。進化とは、環境に適合するということだ。日本人が年々アルコールに弱い体質に進化するのは如何なる理由があるのだろうか。酒は百薬の長という。適度に飲めば薬だが、飲み過ぎれば害になる。きっと日本人は古来から健康オタクだったのだろうという結論に至った次第。
26日 4月 2018
TOKIOの一メンバーが連日マスコミを賑わしている。真相は分からないが本人によると、女子高校生を自宅に呼び出し、酩酊状態で卑猥な言葉を浴びせキスをし迫ったが、寝てしまい、目が覚めると女子高校生は帰っていた、ということらしい。その後本人は犯罪だとも自覚せず、2か月間も普段通りの芸能生活をしていたようだ。事件は、女子高校生の父親が警察に届けたことから発覚した。まず第一に思うことは、何故TOKIOの一メンバーは知り合いの女子高校生を自宅に誘ったのだろうか。第二は、何故女子高校生は、気安くその自宅に行ったのだろうかということ。第一の問題にも第二の問題にも相当な問題がありそうだ。アルコール依存症の当人が、治療のため2か月も入院して退院したその日の出来事だ。まるでアル中落語の落ちみたいだ。結果としてアルコール依存症は治っていなかったということだろう。病院の医師にもある程度責任はありそうだし、本人の自覚は如何なるものかとも思う。一方違う次元で見ると、ホイホイと誘われる女子高校生がゴキブリホイホイのゴキブリにも見えなくは無い。話は変わるが、自分はTOKIOの一メンバーと同様にアルコールが好きだ。我が人生71年間のなかで、アルコールが原因となった失敗は数知れない。もっとも、TOKIOの一メンバーのような罪深いことはしたことはないのだが。酔った勢いに任せなければ自分の人生は変わっていたのかもしれない。
25日 4月 2018
「TOKIO山口メンバー強制わいせつ容疑で書類送検」とのニュース。どのマスコミも呼称に「メンバー」を使っている。事件内容は兎も角「メンバー」という呼称が気になった。こんな時はWEB検索が便利だ。ハフポスト日本版ニュースのエディターが「メンバーと報じる理由が3分で分かる」という記事を投稿していた。それによると、芸名のみの呼び捨てを避けるために何らかの肩書き呼称が必要となり、TOKIOの一員という職業上の肩書きとして「メンバー」という言葉を使ったとみられるとのこと。因みに、犯罪人及び容疑者の呼称も説明している。例えば、容疑者という呼称は、逮捕または指名手配された場合の呼称として使う。逮捕されても、この時点では罪が確定していないから犯人ではない。起訴された後から判決が出るまでは原則「○○被告」、刑が確定した後は「○○受刑者」「○○服役囚」などと表現される。逮捕と書類送検の違いは、逃亡や証拠隠滅の恐れの有無による。一方、書類送検の場合には「容疑者」を使わない。人権上の配慮をして「会社員の男」などと、職業などの肩書きを用いながら匿名で報じる。でも、今回匿名ではなく芸名での報道に踏み切ったのは、山口の知名度が高いことから、事件に対する社会的関心の高さや影響などを考慮したとみられるとのこと。それにしても呼称としての「メンバー」には違和感がある。「ジャニーズ事務所所属の山口社員」と表現すべきだと思うのだが。
24日 4月 2018
金融庁がスルガ銀行への緊急立ち入り検査を始めたとのこと。スルガ銀行と言えば、収益力では地銀のトップクラスだ。昨年森金融庁長官が、カードローンや住宅ローンなど個人向け商品に特化したスルガ銀行の積極的な経営姿勢を「地銀の新ビジネスモデル」と高く評価していた。それが一転して立ち入り検査とは驚いた。森長官に眼識が無かったのだろうか、それともスルガ銀行が欺いていたのだろうか。事の発端は「かぼちゃの馬車」。「かぼちゃの馬車」とは、不動産会社スマートデイズが運営する首都圏の女性専用シェアハウス。同社のセールストークは「頭金なしで投資ができ、30年間家賃収入を保証する」こと。オーナーはスルガ銀行からの融資を受けてシェアハウスを建設。スマートデイズが一括借り上げたうえで女子学生らに転貸し、一定の家賃をオーナーに支払う。ところが年初からオーナーへの賃料の支払いが突然停止され大騒ぎになった。既にスマートデイズは東京地裁に民事再生法の適用を申請した。オーナーにとっては大問題だが、もっと大きな問題が隠れていたようだ。オーナーらはスルガから融資を受ける際に、スマートデイズに預金通帳の写しなどを渡し、銀行との手続きを一任。ところが、通帳の写しが改ざんされ審査が通り易くなっていた。殆どのオーナーはスルガから、金利7.5%のフリーローンで1億円を借り入れていたようだ。利払いだけでも年間750万円もする。スルガは「かぼちゃの馬車」関連で1000億円規模の融資をしているという。不法融資がスルガ銀行とスマートデイズのグルで行われたのは間違いなさそうだ。金融庁長官の目の節穴とスルガ銀行のあくどい消費者金融化が事態の悪化に拍車をかけたようだ。オーナーらは「かぼちゃの馬車」と聞いた途端に、自分はシンデレラではない、これは童話の夢物語だと気付くべきだったのかもしれない。夢は覚めるものだ。
23日 4月 2018
セクハラ問題の福田財務事務次官の辞任が決まった。当人は「辞任理由は職務の遂行が出来なくなったからで、セクハラ問題ではない」とコメントしている。一般的に考えて、セクハラではないと言い張るのであれば、辞任する必要はないと思うのだが。佐川証言は闇の中だったが、今回は証拠の録音がある。決定的な証拠があるにも係わらず悪あがきをするのは、持って生まれたセクハラ気質によるものなのかもしれない。問題の経緯は以下の通りらしい。テレ朝の女性記者が取材のため福田と一対一で何度か会食をした。その度福田がセクハラを繰り返すので、女性記者は身を守るため録音を取った。テレ朝上司に放送するよう求めたが、テレ朝は拒否。女性記者は被害の黙認を恐れて週刊新潮に連絡し、取材を受けると共に音声データを提供。それを新潮が記事にした。この事件は一女性記者だけのセクハラではなく、色々な問題を含んでいる。一つは、政府官僚の不祥事を報道しないテレビ局の体質。政府官僚に歯向かえば、官僚垂れ流しニュースが貰えなくなる。記者クラブの存在が諸悪の根源だ。一つは、国会議員のセクハラ認識。長尾衆院議員は抗議する国会女性議員に対しツイッターで「セクハラとは縁遠い方々です」と書き込んだが、批判を受けて謝罪。もう一つは、国会議員の非常識さ。下村元文科相が「録音し新潮に渡したことは、ある意味で犯罪だ」と発言。最早頭の中の回路が壊れているとしか思えない。一方、テレ朝の宇賀なつみアナウンサーは立派だ。テレ朝の放送中に、福田セクハラを報道しないテレ朝の体質を批判した。勿論、長尾衆院議員の言動に対してもセクハラの根源だと批判。財務省を去る福田は、天下りなどせずに、今後は「問題提起の活動家」になれば良い。少なくとも、その才能はあるのだから。
22日 4月 2018
来年4月からのプロ転向を表明した男子マラソンの市民ランナー川内優輝選手と瀬古との対談があった。川内選手は先日のボストンマラソンで優勝したが、東京五輪出場には否定的だ。一方、瀬古はボストンマラソンを2度制覇した実績のある日本陸連のマラソン強化戦略プロジェクトリーダー。瀬古は川内を持ち上げ「MGなんちゃらに出てほしい。俺が頭を下げたら出てくれる?」と川内に東京五輪最終選考会のMGCへの出場を迫る。プロ転向について「片手間ではマラソンの世界では戦えない。もっと早くプロになってほしかった」と言う。更に「大迫や設楽は期待通りだったが、川内がボストンで勝つとは思わなかった。本当に嬉しい。川内も日本代表になれば日本も戦える」と言っている。この記事を見て、自分は瀬古の強化戦略プロジェクトリーダー任命は間違いだったと確信した。最終選考会を「MGなんちゃら」と表現するリーダーは、陸連が決めたMGCの重要性を理解していない。「俺が頭を下げたら」という勧誘は高圧的でかつ高慢だ。昔の実績という威光で現役選手が動くとでも思っているのだろうか。今になって「もっと早くプロに」と言うのならば、何故もっと早く川内にサジェスチョンしなかったのだろう。「川内がボストンで勝つとは思わなかったが、勝ったから代表を目指してほしい」とは、今まで川内の実力を見損なっていたからだと言える。結局、瀬古は選手の強化方法が分からない。強くなる選手の素質を見る目も無い。全て結果頼りの後追いだ。強化戦略プロジェクトリーダーによる、東京五輪への実力かさ上げは望みようもない。ただ選手個人の努力を願うしかない。頑張れ、大迫、設楽、川内選手。
21日 4月 2018
安倍首相が首相主催の桜を見る会で「決裁文書改ざんやセクハラ問題など、国民の皆様の行政に対する信頼を揺るがす事態となっております。行政の責任者として、その責任を痛感しているところであります。改めておわびを申し上げたいと思います。膿を出し切って組織を立て直していく」と述べたという。場所は新宿御苑、相手は名古屋のキャバ嬢を筆頭とするタレントたち1万7500人。お詫びをするには場所も相手も取り違えている。しかも、お詫びの対象に本人と昭恵夫人が含まれていない。最早、お詫びの安売り、というよりはバナナの叩き売り同然。お詫びと言えば国民感情が和らぐとでも思っているのだろうか。この空々しいお詫びが更に国民の反感をかうことになるはずだ。一体全体1年間も国会を空白状態にさせたのは誰だと思っているのだろうか。もうそろそろ真実を明かすべきだと思う。欧米では証言するときに神に誓ってウソはつかないと宣誓する。それがウソをつかない歯止めになっている。だが日本では「叶わぬ時の神頼み」という諺がある。ひょっとすると、国会議員の靖国参拝は「ウソを隠し通せますように」との願い事なのかなと思うようになってきた。