3月28日ミャンマーでマグニチュード7.7の大地震が発生した。死亡3000人超、けが4700人余の犠牲者が出ている。未だに瓦礫の下に多くの人が残されている。ライフラインは止まったままだ。発生から1週間以上が経過した被災地では、死臭がするという。こんな状況下で、軍は民主派勢力への攻撃を続けているという。軍は一体何を考えているのだろうか。一方、1000kmも離れたバンコックでは、建設中の高層ビルが崩壊した。周囲の建物は崩れていないのに、中国の国有企業「中鉄十局」が建築を請け負ったビルだけが崩壊したのだ。事故直後、立ち入り禁止の現場に中国人が強引に侵入し、文書類を持ち出して逮捕された。一昔前中国で「豆腐渣工程」という言葉が流行っていた。豆腐のようなすぐ倒れる手抜き工事のことだ。直訳すると「おから工事」という。「中鉄十局」は、一帯一路で世界各地の建設工事をしてきた会社だ。中国共産党の建設活動と統治を掲げて、海外事業を展開している。中国共産党と一体なのだ。中国では、この崩壊事故は全く報道されていない。そのうち世界の各地で、同様な崩壊事故が起きるかもしれない。
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