京都宿泊税1万円の是非

インバウンドの増加で京都はパンク状態だ。道路は常時渋滞で、地元住民はバスにも乗れない状況にある。そこで、京都市はインバウンド対策として、宿泊税について非常識な値上げを決めた。1泊10万円以上には1万円の宿泊税をかけるという。でも、こんな事で京都のインバウンド対策になるのだろうか。今や、外国人にとって円安効果で日本の旅行は超お得の状況だ。しかもインバウンドにとって、10万円が11万円なったとして、痒いのだろうか。そこで考えてみた。世界を見ると、レオナルド・ダビンチの「最後の晩餐」で有名な教会にしても、アルハンブラ宮殿にしても、中国の故宮にしても、みな予約制になっている。京都は、ここに気付くべきだと思う。DXを駆使し、名所名跡の観光客を予約制に変えれば、インバウンドはハッピーになるし、京都市もハッピーになるはずだ。何故京都市は、1万円の宿泊税に突き進むのだろうか?答えは単純、京都市は世界をみず、心が古いからだ。