「リフィル処方箋」など聞いたことが無い

TBS番組「情報7daysニュースキャスター」で、初めて「リフィル処方箋」のことを知った。辞書を引くと、リフィルrefillは「詰め替え、差し替え用の品、おかわり」とのこと。リフィル処方箋とは、一定の定められた期間内に反復使用できる処方箋のこととのこと。1枚の処方箋であと2回、診察を受けずに薬の受け取りが可能な制度なのだ。医師から処方箋に「リフィル可」の表示をもらえば、診察を受けずに薬の受け取りが可能になるのだ。毎月医者に診てもらわなくても、然程問題の無い病気であれば、リフィル処方箋が最適だ。ところが、今まで「リフィル処方箋」など聞いたことが無い。掛かり付けの医者からも、聞いた事が無い。医師から見れば、診療費が増えないから僅かに減収になる。患者側からも言い出し難い。そんな塩梅で、闇に臥されていたのだろう。制度は3年前にスタートしているという。しかし、高額療養費さえも値上げしようとする厚労省が、何故「リフィル処方箋」を公に推奨しないのだろうか。怠慢としか思えない。医師には忖度するが、患者からはむしり取るという厚労省の思惑が見え隠れする。自分は、毎月医者に診てもらわなければならない病持ちではない。掛かり付けの医者に「リフィル処方箋」を所望してみようかと思う。