維新の前原共同代表が、高校無償化が通ったことで図に乗って「次は大学無償化だ」と言い出した。今後少子化で大学の存在は淘汰される運命にある。一口に大学と言ってもピンキリで、最先端を学ぶ大学もあれば中高学校の補習レベルの大学もある。大学入学がゴールで入学後は学業そっちのけでバイトに精出す学生も多い。何より進学率100%の大学を目指すべきなのかを考え直さなければならない。何故前原は「大学無償化」を言い出したのだろう。「教育の大切さ」を考えるには、余りにも考えが短絡過ぎる。受けの良さを狙った票稼ぎとしか映らない。もし前原が本当に教育の大切さを大事にするのであれば、まず奨学金制度の充実化を図るべきだと思う。更にもっと大きな目で見ることが出来るのであれば、大学の質を向上させるための国家予算の強化に言及すべきだと思う。前原には「政界の死に神」との異名もある。これまで尽く政党を潰してきた。維新は操を捨てて、革新と言いながら保守に潜り込んだ。維新は初心に戻るべきだと思う。維新を潰せば、前原の本懐と言えそうだ。お騒がせな政治家だが、役に立つこともあるものだ。
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