今日はまる14年と1日目

2011年2月13日に、このブログを書き始めてからまる14年が過ぎた。毎日更新してきたから、今日は5,114回目の更新日になる。当初三日坊主に終わるかもと心配していたが、15年目を迎えるとは、思いがけずに遠くまで来たものだと思う。時々何のために書いているのか?と訊かれることがある。いつも「物書きになりたいから文章の練習をしているだけ」と答えていた。だが、実際に経験すると、単にそれだけでなく、多くのメリットがあること気付いた。ヒトは頭の中でいつも何かを考えたり感じたりしている。それは一瞬の時もあるし、四六時中の時もある。一瞬の考えは殆ど瞬く間に過ぎ去ってしまい思い出すことも出来ないことが多い。でも、文章に残すと残る。そこの自分を発見する。文章を書いていると、それまで思ってもみなかった考えが湧き出てくることがある。そこで自分自身を再発見する。通常、夫婦間の意思疎通は阿吽の呼吸だ。でも、実際に相手が何を考えているのかは分からない。ただ経験を糧に憶測しているだけだ。しかし、文章として自分の考え方・感じ方を記すとダイレクトに伝わることになる。そして会話も実になるものになる。14年間毎日書き続けてきたことは、自分自身の鍛錬になった。もう書くものが無い、書きたくないと思う時もある。でも書く。その乗り越える意志が自分を成長させているように思う。