外国産コメの民間輸入が拡大している。2023年度は368tだったが、兼松は2万tを輸入するという。近所のスーパーでもカリフォルニア米を売り出した。国内産は5kgで3700円だが、隣に置いてある米国産カルローズは2700円と国内産より安いのだ。農水省の管理ミスにより2000円だったコメが倍額になり、米国産よりも高くなってしまったのだ。最早2000円には戻りそうもない。外食業界はコメ確保に汲々としている。商社各社は今後民間輸入を大幅に増やすに違いない。日本人の主食であるコメを輸入に頼って良いのだろうか。農水省は未だに「コメは作るな」政策を取っている。食糧安全保障の強化が求められるのに、コメ政策は逆行している。今こそ、コメ政策を大転換しコメを増産すべきだ。現在のコメの消費量は約700万トンだが、田んぼをフル活用すれば、年間約1300万トンのコメを生産出来る。日本のコメは旨いので高額で輸出出来る。酪農の飼料としても使える。増産によりコストも下がる。一石二鳥だというのに、農水省は一体何を躊躇っているのだろうか。
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