細川護熙元首相の毎日新聞インタビューの続き。細川元首相は、自民政治についても苦言を呈している。曰く「一番の問題は、政治の側が何をやりたいのか、はっきりわからないところだ。菅政権も、岸田政権も、石破政権も、内閣がいつまでに何をやるのかの目標を明確にしない。旗を上げないと、人はついてこない。例えば、核兵器禁止条約に日本がオブザーバー参加するとか、選択的夫婦別姓を導入するとか、死刑廃止をやるとか、気候変動の音頭をとるとかすぐできる話だ。わかりやすい話をやっていけば、支持率も上がり、政治に対する関心も高まる。2院制が必要かを考えるのでも良い。石破首相の答弁は、まどろっこしくて、もっと簡潔に言った方が良い。今の日本を変えるには、政権交代が一番。そうしないと社会全体の空気も変わらない。年収103万円の壁のような小さな問題ではなく、もっと大きなテーマに舵を切るべきだ」と。是非、細川元首相には石破首相のご意見番になってほしいものだと思う。
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