インフルエンザの新規感染者数が週を追う毎に倍増している。遂に1医療機関あたり42人となり、警報レベルの基準となる30人を超えた。休校や学年閉鎖になった学校や保育所は5800施設に達している。一方で、新型コロナの患者報告数は全国で1医療機関あたり5人を超え、4週連続で増加している。更に、インフルとコロナだけでなくリンゴ病にも注意が必要とのこと。患者の多くは9歳以下の子どもが占めるが、大人が感染するケースもまれではないという。コロナでお馴染みになった二木芳人昭和大医学部名誉教授は「コロナ禍で行われていた手洗い、うがいなどの感染症対策がおろそかになっている。コロナワクチンが有料になり接種する人が減った。その上ウイルスは変異していて感染し易い。以前より重症化しづらいので隠れコロナ感染者も多いはず」と言っている。思い返すと、コロナ禍の時期にはコロナも風邪もインフルも罹らなかった。自分はコロナ禍以降、うがい、手洗いは欠かさない。それが功を奏していると思う。コロナもインフルも、誰でも感染対策はとれるのだ。ただ疎かになっているだけ。幸い年末年始に9連休がある。国民全員がコロナ禍を思い出し、うがい、手洗い、マスクを徹底し、外出を控えれば、コロナ・インフルを断ち切る奇跡が起きるかもしれない。
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