韓国のユン大統領が、北朝鮮や反国家勢力の脅威から国家を守るという建前で突然3日夜に非常戒厳を宣布した。でも、今朝には戒厳令が解除された。ところが、昨夜機敏に誤反応した日本の政治家がいた。維新の代表をクビになったばかりの馬場前代表だ。馬場は真夜中に「韓国で起こることは日本でも起きる可能性がある。憲法改正し緊急事態条項を整備すべきだ」とツイートした。ところが、今朝「逆だよ。憲法を改正して緊急事態条項を整備すれば、日本も韓国と同じことになる。馬場は酔っ払いか」とのツイートが大勢を占めた。更に、馬場は「緊急事態条項という単語を出せばパニックになる方が多いですが権力の暴走を止める装置であると理解して下さい」と持論を展開したが、自民党改憲案の緊急事態条項における「緊急事態」は、国会の事後承認で宣言できるうえ、韓国のように議会決議による強制解除もできないのだ。政治・政情に熟知していない。維新の底が知れてきた。残念。
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