流行語大賞の年間大賞は「ふてほど」

2024ユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に「ふてほど」が選出された。トップ10には、50-50、裏金問題、新紙幣、初老ジャパンなどが入った。「ふてほど」とは、現代と昭和をタイムスリップする金曜テレビドラマ「不適切にもほどがある」だ。阿部サダオ主演の面白いドラマだった。でも、選考理由はドラマそのものではなく「今年の世相が不適切にもほどがある」からだろう。この賞には「流行語大賞に選出されるとその芸人は消える」というジンクスがある。なんでだろう~、って言うじゃない…/…残念、フォーー!、そんなの関係ねぇ等々、トップ10選出のイッパツ芸人は消える運命にある。一方で、50-50は変わっても大谷フィーバーや裏金問題は来年も続くのだろう。来年は「ふてほど」が入賞しないことを願うばかりだ。