トランプがイーロン・マスクを政府効率化省のトップに据えると発表した。トランプは公約に、パリ協定再離脱やEV補助金廃止を挙げている。EVの世界首位企業テスラのCEOであるマスクにとっては逆風のはずだ。でも、そのマスクがトランプに選挙資金として180億円も注ぎ込んだ。マスクの狙いは一体何なのだろう。次世代の車と騒がれたEV人気も今や下火だ。テスラは次なる手を打つ必要がある。間違いなく自動運転だ。だが、それだけのためにトランプに忠誠を誓うだろうか。マスクは、テスラ以外にもスペースX、スターリンク、生成AI、SNSのX(旧Twitter)などを所有している。既に、政府効率化省のトップとして官僚の頭数を大幅に削減すると表明している。と言うことは、マスクの狙いは社会の仕組みを先進的なものに変えることなのかもしれない。そこに商機を見出そうとしているのかもしれない。ひょっとして、上手く行けば、トランプの後釜の大統領となって、米国自体を作り替えようとしているのかもしれない。
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