米大統領選はトランプの圧勝

拮抗していると言われていた米大統領選は、トランプ312、ハリス226で、トランプの圧勝に終わった。日本のマスコミは、拮抗状態だと報道し続けていたが、その根拠は何だったのだろうか。一方で識者はトランプ圧勝を予測していた。木村太郎は得票数まで正確に当てた。日本のマスコミが如何に偏向してしているかが明白になった。さて、トランプ政権になって何が変わるのだろう。経済面では関税だ。日本等同盟国からの輸入に10~20%の関税をかけ、中国には特別に全輸入品に対して一律60%の関税を課すとと公約している。60%の関税は、中国GDP4.2%を1.7%に下げると試算されている。アジア経済が大打撃を受けることは必至だ。軍事面では、米軍の駐日経費の倍増を要求してくるに違いない。更に日米軍事協力が進む。沖縄には世界最強の核戦闘部隊が常駐しているが、やがて日本は核施設も核部隊もアメリカと共有することになる。アメリカの核の傘の下から日米共有の核の傘の下に変わる。日本の安全保障が根幹から変わろうとしている。でもマスコミは、石破首相は高校時代ゴルフ部だったので、安倍同様にトランプとゴルフ外交をすれば良いなどと報道している。何処までも脳天気なマスコミと言える。