闇バイト強盗への対策

首都圏で強盗事件が相次いでいる。夜中から明け方にかけての犯行が多い。最近自分も明け方の外の音に敏感になってきた。もし、家の中に侵入されたとしても、110番すれば5~10分で警察が駆けつけるというから、この5~10分を如何に凌ぐかがポイントだ。もし、侵入されたら、寝室のドアが開けられないようにベッドで支え棒をし、110番スマホは受話器マークを再度押してハンズフリーにしておくのが良いという。昨年のルフィ事件では、殺人に至る凶悪な犯行で高額被害が目立っていた。ところが、最近の強盗事件は、住民を粘着テープで緊縛したり暴行を加えたりするが、被害額は高々10万円程度だ。ルフィほど大きな犯罪組織ではないのかもしれない。では、主犯はどのような家を狙っているのだろうか。知らない人を簡単に家に入れてしまうガードの低い家や、闇名簿に載っている家や、特殊詐欺に騙された経験のある家が抽出されているらしい。以前我が家に「お宅の屋根が剥がれている。近所に来たついでだから千円で見てあげましょうか」と訪ねてきた者がいた。我が家は専門業者に頼んでいるから不要ですと断った。業者の誘いを断れない人は、かなり危ないと思う。いま一般家庭には、防犯ベル・ライトや鍵でガードを固め、見知らぬ者の訪問には毅然とした態度で応対し、事件遭遇を想定した対策を考えておくこと、が求められている。