環境省と日本自然保護協会の調査によると、全国の里山などに生息する鳥類のうちスズメなど16種の個体数が絶滅危惧種の基準に相当するペースで急速に減少しているとのこと。106種の鳥類のうち16種の個体数が環境省のレッドリストで絶滅危惧種の基準に相当する年3.5%以上のペースで減少していることが分かった。スズメが1年あたり3.6%減少していたほか、セグロセキレイが8.6%減っていた。チョウは103種のうち34種が年3.5%以上のペースで減っていた。環境省は、温暖化によって生息に適した地域が減少したり里山やその周辺の管理が行われず環境が変化したりしたことが影響しているとみられると推定している。そう言えば、我が家周辺でもスズメを見掛けることが激減した。長年、庭の餌台に市販の「小鳥のエサ」を置き、毎日スズメを眺めてきた。ところが、2週間前ころからピタッとスズメが来なくなった。温暖化とは無関係だろうが、原因が分からない。毎日眺めていたスズメが来ないと、何か寂しくて物足りないものだ。でも、エサを置いて、ひたすら待つしかない。
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