「平和と安全」から「戦争と無法」へ

何と公明党が、自民党から非公認とされた西村康稔元経産相を推薦すると発表した。西村は裏金作りの主導者だ。政治資金の不記載は総務相通達に違反するし、脱税そのもの。殆ど黒に近い犯罪者を推薦するというのだ。恐らく石井公明党代表は、公明票を上積み出来ると考えたからなのだろう。これほど理に合わない事までして、何になるのだろう。国民感情を逆なでするだけだ。平和と安全を是としていた公明党は、山口代表時代に防衛3法を認め、日本が戦争に参戦することを容認した。そして今度は、石井代表が殆ど黒に近い犯罪者を推薦するに至った。公明党の支持体である創価学会の信者らは、公明党の変質を如何に評価しているのだろうか。多分、創価学会の公明党離れが進むに違いない。もし進まなければ、党是「平和と安全」を「戦争と無法」へと変更すべきだと思う。