50+50あれこれ

遂に大谷選手が、50本ホームラン+50盗塁を達成した。MLBで40+40を達成した選手は5人いるが、50+50はMLB史上初めてだ。更に大谷は54+57に伸ばし、途轍もない記録を更新した。ドジャースのロバーツ監督は「全ての野球選手の頂点を極めようとしている。誰もやっていないことを成し遂げるのだ」とコメントしている。更に、監督は「自分への期待にうまく対処するには、特別な人間、特別な頭脳でないといけない。大谷はチームの勝利に貢献することに集中している」と、大谷の人間性にまで言及している。通常人は己の限界を知っている。でも、大谷は自身に限界を作らない稀有な人物なのだろう。話は変わるが、日本の高齢化は進んでいる。今年は1971-74年頃生まれの団塊ジュニア世代が全て50代を迎えることで、50歳以上の人口が5割を超え、フィフティーフィフティー時代を迎える史上初の国となると言われている。こうした社会背景から、病院や施設に入る際の手続きや、葬儀、遺品整理など、高齢化社会に対する新たな支援制度も検討されているようだ。しかし、同じ50+50でも、50代以降も大谷のように自身に限界を作らない生き方を思考すべきだと思う。