失職した斉藤兵庫県知事に勝るとも劣らない酷い県知事がいる。石川県の馳知事だ。能登地方が大地震と大洪水に見舞われた。元旦の地震から9ヶ月が経ったが、未だに復旧はおろか倒壊家屋の残骸整理や治水が完了していない。そこに大洪水が襲ったのだからたまったものではない。馳知事が直接現場に赴き被害状況を確認する頻度はあまりにも少ない。本来であれば、まず知事が直接被害状況を確認し、国や他県からの援助を具体的に立案し、援助を取り付けるものだ。しかし、馳知事が現地に赴いたのは、岸田首相が現地視察した地震から2週間後のことだ。これでは援助の要請すらも出来ない。今回の大洪水でも同じようなことが起きた。結局、馳知事が出来ることは、岸田首相にお願いすることだけだった。一方で県のイベントには必ず顔を出し、チャリティのためとはいえプロレス会場まで足を運ぶのだ。馳を知事に選んだ県民も悪いのだろうか。人が有能であるか、無能であるかは正常時には分かりにくい。だが、非常時にその本性がばれるものだ。県民は地震後の状況を見てリコールすべきであった。ましてや今回の大洪水でも反省の色は無い。今リコールしても県政に影響は無い。お飾りの知事がいるだけ復旧は遅れることになるからだ。
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