石破内閣が発足した。閣僚の顔が様変わりだ。20人の閣僚のうち無派閥議員が12人で、初入閣が13人もいる。今まで見たことも無い人ばっかりだ。旧石破グループと菅グループが殆どで、旧安倍派は0となっている。女性登用の重要性を説いていた割に女性閣僚はたったの2人。国防族が多い。石破を筆頭に岩屋毅、中谷元、林芳正も防衛相経験者だ。党側でも、政調会長の小野寺五典や衆院議院運営委員長の浜田靖一も防衛相経験者だ。如何に石破の人脈が細いかを物語っている。旧安倍派は、在庫一掃内閣だと揶揄している。石破は「納得と共感内閣」と名付け「国民に納得し共感してもらえる政治をまっすぐに進める」と述べたが、自民党内では「全く納得出来ず全く共感出来ない内閣」と映っているだろう。党内には高市を中心とした保守派が残り、一方閣内はリベラル派一色となった。この際、自民は分裂し2大政党を目指したらどうだろうか。野党も巻き込み2大政党化すれば、日本の政治が少しは真面になるような気がする。
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