薬剤性認知症って

最近、認知症かなと感じることが偶にある。人の名前が思い出せなかったり、今日の曜日が一瞬分からなくなったりすることもあるからだ。そこで調べてみた。認知症とは「いったん正常に発達した認知機能が持続的に低下し、複数の認知障害があるために日常生活・社会生活に支障をきたしている状態」と定義されている。いまのところ、生活に支障はきたしていないから、単なる老化現象だと思うようにした。「「認知症」9人の名医:東田勉:ブックマン社」によると、薬剤性認知症が現代医学の大きな問題の一つだという。血圧降圧剤もコレステロール降下薬も胃酸抑制剤も認知症を悪くするという。降圧剤は、慢性的に脳血流が低下してしまい、脳が栄養失調になり、夜間せん妄を起こしたり、判断力が低下したりする。コレステロール降下薬は、ミトコンドリア毒、ビタミンK2阻害作用があり、心不全、動脈硬化、骨粗鬆症、認知症などを進行させやすい。自分は、降圧剤とコレステロール降下薬を服用している。ちょっとヤバい状況かもしれない。一方で、新潟大の研究チームが、肺炎球菌ワクチンを接種した高齢者は認知症の発症が2割以上少ないとする研究結果を発表した。数年前、肺炎球菌ワクチンを接種したのでラッキーとも思った。結局、自分が認知症かなと疑っている間は、認知症ではないと結論付けることにした。