AI天気予報の実力

8月22日にマリアナ諸島で発生し、9月1日に伊勢湾沖で熱帯低気圧になったが、その後も本州に雨を降らし続けた超ノロノロの台風10号には、かなり翻弄された。9月6、7日に行った松之山のことは、このブログ「再度の松之山訪問」に書いた通りだ。当初の計画では8月26日に行くことにしていた。しかし台風予想が変わり8月29日に変更し、再度の変更で9月6日になった。結果として、キャンセル料を払ったものの天候の恵まれた旅行であった。旅行日程が10日も延び、現在の天気予報は当たらないことをまざまざと体験した。現代の天気予報はスーパーコンピュータを数時間も使って計算されている。でも、当たらない。それが現実の天気予報技術だ。ところが、台風10号の予想進路を的確に当てた技術があるという。それが、今流行りのAIだ。たった1台のパソコンで、しかも数分で予想したという。ただ、今の技術では進路予想は出来たが強さは今一だったとのこと。でも、今の勢いであれば、問題はクリアーされるに違いない。AI天気予報が進展すれば、局地予報も線状降水帯予測も正確さが増すだろう。やっと、当てにならない天気予報から解放される日が近づいているようだ。