我が家にビッグニュースが飛び込んできた。読売新聞オンライン「1型糖尿病患者にiPS細胞から作る膵島細胞を移植、京大病院が来年にも治験実施…インスリン注射不要に」の記事。2030年以降の実用化を目指しているという。我が家の孫の一人は1型糖尿病だ。このニュースで、目の前がパッと明るくなってきた。糖尿病には1型と2型がある。2型はいわゆる糖尿病と呼ばれるものでメタボの病気だ。一方1型は病気ではなく、膵臓の膵島細胞が破壊された状態にあるものだ。このため一生にわたり、1日4~5回のインシュリン注射・血糖自己測定が必要になる。インシュリン注射を中止すれば死に至る難病なのだ。しかも指定難病ではないので、20歳を超えると医療費の補助も無くなり経済的な負担が重くのしかかってくるのだ。iPS細胞で、これらが一挙に解決することになる。まさに夢の治療法なのだ。孫が1型糖尿病になってから、テニスのズベレフ選手も1型糖尿病であることを知った。1型糖尿病であっても、あれほど頑張れるのを見て、大いに勇気づけられたものだ。
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