岸田首相が突如「次期総裁選不出馬」を発表し会見を開いた。自分は「岸田の実績はゼロ」と思っている。どうせ岸田は、有ること無いこと実績を並び挙げるに違いない。しかも、形容詞が多く、簡潔でない。だから、テレビ放送は見なかった。それにしても、支持率が半年以上も2割台に低迷していたのに、何故もっと早く辞めなかったのだろうと不思議に思う。岸田の総裁選不出馬の理由を考えてみた。総裁選に出馬しても、勝つ見込みが無いことがハッキリしたからだろう。総裁選に出ても3位に入る見込みも無い。総裁選で惨敗すれば、政治生命を絶たれることになる。でも、今辞めれば岸田派を復活させキングメーカーとして生き延びることが出来るかもしれない、とでも考えたのだろう。しかし、そこには自民党を立て直そうとする思惑も無いし、いわんや日本の将来を憂うなどの気概など全く無い。要するに、保身の一言に尽きるのだ。自民の長老政治も終焉を迎えようとしている。長老に支配されない議員が首相となって、長老の息の根を止め、新しい政界を拓いてほしいものだと思う。
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