認知機能検査の見直しを

運転免許証の更新時期を迎えた。「運転免許証更新のための講習等のお知らせ」葉書が届いた。75歳以上には認知機能検査、70歳以上には実車による高齢者講習が必須とされている。早速、認知機能検査を受けに行ってきた。問題は、16種類のイラストの記憶と今日の年月日曜日時刻。配点は、イラストの記憶が8割となっている。36点以上が「認知症のおそれ無し」と判定され、未満は「おそれがある」と判定され、後日医者による認知症診断が必要とされる。3年前の前回は98点だった。今回は点数は公開されなかった。でも、恐らく70点台だろうと思う。このとこと、急激に記憶力が衰えてきたように感じている。「認知症のおそれ無し」と判定されたものの、記憶力の低下を思い知らされた。しかし、一方でこの認知機能検査における認知症の判定方法は正しいのだろうかと疑問が湧いてきた。運転技能と記憶力には、大きな相関関係があるのだろうか。殆ど無いと思う。そもそも認知機能検査の目的は、正常に運転時の判断が出来るかにあるはずだ。現在の認知機能検査はテストのためのテストになっている。認知機能検査の大幅な見直し改正が必要だ。