プロゴルファーの失格について

今年2月のジェネシス招待でジョーダン・スピースがスコアカードを誤記し失格となった。パー3のホールでボギーを叩いたが3打と記入して提出してしまったからだ。スピースはラウンド後、スコアリングエリアへ直行し、スコアカードにサインして提出するやいなや、スコアリングエリアから出て、トイレに行った。すぐ誤記に気付き修正しようと思ってスコアリングエリアへ戻ったが、修正することは許されず失格となった。このスピース失格事件が発端になり、PGAは規定を改定し、提出後15分の猶予を設けることにした。つまらない失格を減らすには良い改定だと思う。一方、畑岡奈紗はボール捜索時間が3分を超過したとして失格となった。当日スコアカードは受理された。だが、翌朝失格を言い渡された。当時現場にはオフィシャルも同伴の選手もいたがタイムオーバーを指摘することはなかった。しかし受理後、テレビ関係者がタイムオーバーしていたと通報した。でも、畑岡自身は3分以内だったと主張している。結局、オフィシャルはオフィシャル仲間を信じず、何処の馬の骨か分からない者の意見を採用したのだ。ゴルフの真髄はセルフジャッジだ。畑岡の意見を採用すべきであったと思う。非常に曖昧なタイムオーバーについて、未だに改定の気配が無いのは何故なのだろうか。