全米女子プロゴルフでも人種差別なのか

全米女子オープンで笹生が優勝しお目出度がったが、その反動か、次週の大会で畑岡奈紗が失格した。事に起こりは米女子プロゴルフツアーのショップライトLPGAクラシックでのこと。畑岡は初日の最終ホールで第2打を茂みに打ちこみ、ボールを探した。発見後に規定に基づいてプレーを再開。6アンダーの4位で好発進していた。終了後のサインも無事済んだ。ところが、翌日の2日目の開始前に失格処分を受けたのだ。前日の最終ホールでボール捜索時間が3分を超過したことが理由だ。畑岡は3分以内だったと主張したが、現場にいた米専門局ゴルフチャンネルのレポーターのトム・アボットが第2日になって3分をオーバーしていたと通報したからだ。映像検証の結果、失格にしたという。しかし、当時現場にはルール・オフィシャルもいたし、そのグループの選手もキャディもオフィシャルに何も言わなかったし、事実が判明した後でさえも言わなかったとのこと。何故こんな理不尽な事が起きるのだろうかと考えた。米国の女子プロゴルフ優勝者はネリー・コルダを除けば、アジア系が占めている。ヤッカミと考えれば納得出来る。しかし、畑岡にはパリ五輪出場がかかっている。米国の人種差別は何処まで続くのだろうか。