カミサンが週に1回くらい夕食は外で食べたいと言う。毎日、朝昼晩食事を作っているのだから当然の要望だ。もう年だから、今更海外旅行も無い。そこで、昨日は近所のスペイン料理店に行ってみた。本格スペイン料理の姉妹店でカジュアルさが売りだ。一応前日にコース料理を予約した。開店時間の少し前に着いたが、既に若者達がドアを開けるのを待ち構えていた。食べログの評価は3.5だから、期待は持てそうだ。店内は飲み放題をオーダーする若者が殆どだ。ボーイはオーダーを受けるのにてんてこ舞い。長いこと待って、やっとスペインビールを注文出来た。更に時間が過ぎると料理が運ばれてきた。だが、前菜ではないのだ。いきなりマッシュルームのオーブン焼きなのだ。それを食べたら前菜が登場した。マッシュルームは美味しかったので許してやるかと思った。そして最後のデザートと飲み物の時間になった。コーヒーは出てきたがデザートが出てこない。帰ろうかと思った時にデザートが出てきた。そもそも、コース料理と思い込んだのが間違っていた。この店はカジュアルさが売りなのを思い知らされた。帰路の途中に5~6軒の飲み屋があった。その全てが若者で溢れていた。まるで自分がジブリの世界の亡霊のように感じた次第。
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