コロナの後遺症は病状だけではない。未だに抗ウイルス薬ラゲブリオが使われている。ラゲブリオは当時のデルタ株には効果が有ったものの、その後の変異株には有用性が認められていない。世界的には需要が激減したが、日本では未だに使われている。治療費は1回で約9万4000円もかかるのに、解熱剤程度の効果しかないという。国内では2年間で1600億円以上も売り上げているのだ。まさに税金の無駄遣いと言える。また、未だに使用されているのがアクリル板だ。アクリル板は早くから効果が疑問視されていた。結局、過去も今も本当に効果があるのかは誰もわからない状態なのだ。でも使われ続けている。要因は2つある。1つは、国が科学的根拠を明確に示さなかったこと。もう1つは、日本特有の同調圧力だ。使用を止めればクレームが来る。だから止める訳にはいかない。それがいつまでも続く。本来であれば科学者が検証を元に、前面に立って効果の有無を訴え、国が世論を誘導すべきものだ。一度決めると後戻りが出来ない。困った国民性だと思う。
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