政府が、自転車の悪質な交通違反に対し、青切符を交付する道路交通法改正案を閣議決定した。規定される違反行為は、信号無視(違反金6000円)、一時不停止(5000円)、右側通行(6000円)、携帯電話使用(12000円)など、約115種類。成立すれば公布から2年以内に施行されることになる。自転車の交通違反が車やオートバイと同じになる。最近の自転車運転の無謀さを考えれば、当然の改正だと思う。自転車と車が事故を起した場合、客観的に見て明らかに自転車に100%の否があっても、車側の過失割合は7というのが現実だ。あまりにも比重がずれている。これも根本から見直す必要がある。それにしても、現場の警官はこれらの違反を如何にして取り締まるのだろうか。警察官の手が幾ら合っても追いつきそうもない。まずは、交通ルールの徹底が必要だ。小学校でも中学校でも高校でも、そして大学でも、自転車教育を定期的に開始すべきだ。その後で、青切符の導入を考えるべきものだと思う。
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