盛山文科相の国会答弁が迷走している。一昨年に自民党が全議員を対象に旧統一教会との関わりを調査した時、盛山は選挙支援の事実を隠して「関連団体の会合に出席して挨拶しただけ」と回答したのが発端だ。選挙支援は無かったとのことで入閣出来た。だが、旧統一教会の解散命令を請求する文科相に就任してしまったのだ。解散命令をめぐっては、2月22日から東京地裁で国と教団の双方から意見を聞く審問が始まる予定だ。旧統一教会からすれば、選挙で当選させてあげた輩が寝返って教会解散の首謀者になったのだから、怒り心頭だろう。斯くして、旧統一教会の盛山攻撃が始まった。教会は朝日新聞を通し情報をリークし、立憲民主はそれに悪乗りして盛山を攻める。立民が教会を擁護しているように映る。盛山の答弁は「はっきり覚えていない」「サインしたかどうかを含めて記憶にない」「推薦状こういうことがあったのかなと、うすうす思い出してきた」「十分に内容をよく読むことなくサインしたのかもしれない」と迷走状態だ。元々盛山は旧統一教会の支援が無ければ当選出来ない器であった。ある時は教会にすり寄り、ある時は教会の抹殺に走るのも迷走。国会を機能不全にさせた罪だけを償うためにも、即辞任した方が世のためにはなる。
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