先日、テレビ朝日で「コーヒーを注文したが、カフェラテを注いだので逮捕」とのニュースが流れた。カフェラテで逮捕???と異様に感じた。場所はコンビニ。最近のコンビニのコーヒーはセルフで入れることになっている。逮捕された女は、コーヒー代110円を払い、190円のカフェラテのボタンを押した。過去に数回店員が目撃していたので、店員が警察に通報し逮捕に至った。女は「盗むつもりはなくて、間違ってボタンを押してしまっただけです」と供述し、犯行を否認しているとのこと、というニュース。第一感として、女には常習性がありそうに見える。でも、数回も繰り返されたのであれば、何故店員は1回目か2回目に間違いを指導しなかったのだろう。初回段階で間違いを指摘すれば、故意だとしても繰り返しは防げたはずだ。何故、店員は、たかが差額80円なのに警察に通報したのだろう。コンビニの原価管理システムは厳しいと言われている。店員にとって警察沙汰にする方が、本社への言い訳になっていたのだろう。元々本社は今の消費者任せのシステムにするのであれば、押し間違いを許容するシステムに設定すべきだったと思う。更に、何故テレ朝は、このようなニュースを報道したのだろう。80円を盗んだ女、盗ませるシステムを作ったコンビニ、通報する店員、ノコノコ出向く警官、報道するテレビ局、全てが狂っていると思う。
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