日テレ系日本海テレビの幹部が、24時間テレビの寄付金をくすねていたとのニュース。24時間テレビと言えば、愛や福祉、ボランティアの尊さを強調するものの、その偽善性が指摘され続けてきた番組だ。24時間テレビはチャリティを目的とすると謳っているが、そうなのだろうか。今回は、寄付金をくすねたことが問題になったが、それ以外に問題点は多々ある。出演者に不相応な高額なギャラが支払われていること。ギャラは通常の2倍に達する大盤振る舞いとのこと。一方米国のチャリティ番組に出演するスターたちはノーギャラが当たり前だ。寄付金を全額寄付するのが目的だから当然の行為だ。ノーギャラであるからこそ、チャリティなのだ。しかし、日テレではギャラを含め諸経費を除いたカスを寄付するのが慣わしとなっている。しかも、出演するジャニタレに通常の倍のギャラを払うというから、開いた口が塞がらない。日本は海外と較べ、寄付行為が極めて少ないと言われている。出来れば、もっと寄付行為を盛んにしたいものだが、テレビ局の詐欺的行為が拍車を掛けてそれを阻んでいるようだ。残念。
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