旧統一教会が100億円を国に供託したいと発表した。でも、なぜ長期にわたって多くの被害を生んだのかへの説明は無い。政府は、組織性、悪質性そして継続性を根拠に解散命令を東京地裁に請求したが、それへの答えは無く、ただ100億円供託だけだった。旧統一教会にとって100億円の供託は、解散命令が出ないようにすることと、財産保全を可能にする立法措置は不要と主張することが目的であることは誰の目にも明らかだ。田中富広旧統一教会会長は会見で「謝罪ではなく、おわびだ」と執拗に固持した。では「謝罪」と「おわび」では、何が違うのだろう。辞書で調べてみた。「おわび」には2つある。「お侘び」と「お詫び」だ。「お侘び」とは、思い通りにならず落胆すること、悲観するすることとある。一方、「お詫び」とは、迷惑をかけたことをすまなく思い、謝罪することとある。日本人であれば「おわび」とは謝ることと考える。でも、韓国系の旧統一教会は落胆すると解釈したのだろう。日本語の解釈にしては、韓国の方が一枚上手のようだ。
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