熊本市在住の外国人と市長との対話集会が話題になっている。外国人は台湾、米国、ウクライナなどの出身者が15人。「行政書類の年号が元号中心でわかりにくい」「学校の給食メニューは、文化や宗教に配慮してほしい」などの意見を市長に伝えたとのこと。ところが、SmartFLASHの記事によると、この要望に批判的な意見「郷に入っては郷に従え、嫌なら帰れ」「他国の文化受け入れないやつは来ないで欲しい」がSNSで飛び交っているという。あれれ、数年前に政府は年号を西暦に統一すると決めたはず。でも、役所の書類は未だに元号のままだ。政府の不作為ではないかと思った。食事にしても、今は何処に行ってもハラル料理を食べられる。外国人の要望は真面なのにと思った。ところが、ところが、騒ぎになった後、大西熊本市長が「外国人の大半は、熊本は住みやすく満足しているという意見であり、自分たちの国のルールに日本人が合わせろというような意見を言う人は一人もいなかった」とツイートした。どうやら、文脈を切り取って起こった騒動のようだ。最近、この文脈切り取り騒動が多すぎる。SmartFLASHは、煽るのが仕事ではないはずだ。文脈を理解して報道すべきだと思う。
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