最近テレビ局アナウンサーのアクセント異常を多く感じる。NHKのアナウンサーでさえ、正常な日本語を話せないことが多い。NHKは公共放送なのだから、せめて標準語を徹底してほしいものだと思う。でも、NHKはまだ良い方だ。フジテレビのアナウンサーは度を超えている。うまくやったと言わんばかりの得意気な顔付きを「したり顔」というが、フジテレビの女性アナウンサーはいわば「したり声」だ。「したり声」などという日本語は無いが、他に適当な言葉が見つからなかったから「したり声」と表現した。「どや顔」も似ているから「どや声」でも同じだ。とても感じが悪いと思うが、残念なことに最近は他局の女子アナも使い始めた。メイディア主導で、言葉の荒廃化が始まっている。震源地がフジテレビであるというのも腑に落ちる。フジテレビには20年近く会長を続けた日枝天皇がいた。この時代、日枝は縁故重視の新卒採用をした。その結果、番組企画力は劣化し、アナウンサーの質も低下した。真面に喋れぬ女子アナが始めたのが「したり声」のナレーションだ。あろうことか、フジテレビは「したり声」アナを多用している。どのような了見なのだろうか。日枝天皇の罪は重い。
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