総務省の有識者作業部会が、NHKのネット配信業務を放送と並ぶ必須業務に格上げすべきだとの意見を取り纏めた。総務省の「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」に報告するという。NHKの地上波総合チャンネルを一週間に5分も見ない人の割合が全体の半数に迫っている。全世代でテレビ離れが進んでいるのだ。一方で、今やスマホ保有者は全国民の9割となり、情報はスマホから得ているのが現状だ。世界の先進国も同じ状況にあり、本来業務をネット配信に移している。NHKがテレビ放送からネット配信に重点を移そうとしているのは理解出来るが、問題は受信料の徴収だ。総務省は、放送の受信料徴収を維持したままで、更にスマホにも受信料徴収を広げようと考えている。でも、放送の受信料徴収を維持したままにするという提案自体が間違っている。誰も見ないテレビに何故国民は受信料を払い続けなければならないのか。受信料制度を廃止しネットに移るべきだ。そして、スマホにNHKアプリを入れた者から受信料を徴収すれば良い。思いがけず、WOWOWのようなスクランブル放送が実現することになる。こうなれば目出度し、目出度し。
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