先日、庭仕事をしていると「お宅の屋根が壊れてますよ」と声を掛けられた。「このままにしておくと雨漏りが酷くなります。ちょうど近所の工事に来ていてハシゴもあるので千円程度で修理しましょうか」と親切そうに言う。「何処が壊れているの」と訊くと、外へ誘い出し「あそこですよ」と言う。でも、自分には壊れているようには見えない。ちょっと怪しいと感じた。そこで「我が家の修理はハウスメーカーに任せているから、そちらに頼みます」と丁重に断った。それから2週間程度経ってから、別の人が「「お宅の屋根が壊れてますよ」と声を掛けてきた。「あ、そ-。いいです」と無粋に断った。最近この手の屋根修理業者を装う詐欺が流行っているとの記事を見た。屋根を点検すると言って屋根に上がり、棟板金の釘を抜いて屋根を壊す悪質業者もいるという。もし、この種の業者に修理を頼んでいたら、屋根を壊され大々的な工事に至っていたかもしれない。屋根修理業者を装って家の中を下見する特殊詐欺グループによる連続強盗も頻発しているという。飛び込みの業者は、端から相手にしないことが大切だ。
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