熱中症警戒アラートが発令されているとゆうのに夏季甲子園大会が開幕した。今大会から5回終了後に暑さ対策のためクーリングタイムが設けられた。選手たちは10分間、ベンチ裏のスペースで水分補給などで体調を整えるのだ。ところが、開幕戦の土浦日大VS上田西の6回での出来事。上田西の選手が三塁ゴロで一塁を越えたところで、膝を抱えて倒れた。同じ回で土浦日大の選手が右飛のカバーに入るところで倒れこみ担架で運ばれた。環境省と気象庁はアラート発令で炎天下の運動を止めるよう警告している。先日76歳の自分は炎天下でテニスをした後、食事が摂れないほどダメージを受けた。猛暑の下での野球は、高校生にとっても明らかに過酷なのだ。甲子園のクーリングタイムは、主催者側のアリバイ作りに映る。あの松井秀喜が「酷暑の中での過密日程は選手の大きな負担になっている。甲子園は2部制にしたらどうか。高校生がフラフラになりながらやって、それが美談としてドラマチックに扱われることに違和感がある」と発言している。サッカーでは熱中症指数が31を超えるような時間に試合を始めないと決まっている。高校野球は最も時代遅れの高野連規則が存在するスポーツと言えそうだ。
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