以前「アルファ米」について、このブログで書いたことがあるのは覚えている。でも、検索しても見つけ出せない。水やお湯を加えるだけで食べることができる「アルファ米」の大量生産につながる機械を、米沢市のベンチャー企業「アルファテック」が開発したとのニュース。良かったと思う。開発したのは、米沢市に本社を置く、山形大学発のベンチャー企業「アルファテック」。アルファ米のアルファとは、米のデンプンの状態のことで、炊飯して柔らかくなった糊化状態をアルファ化状態という。アルファ米は、炊飯後に乾燥させて作った加工米なので、炊かなくてもお湯や水を注ぐだけでご飯になるから非常用に利用出来るメリットがある。因みに、水分のある状態でそのまま放置すると、アルファ化状態となったデンプンが再び結晶化して、炊く前と同じベータ化状態と戻るので、味が落ち、消化も悪くなることになる。従って、アルファ化を維持させることが極めて有意義なのだ。今、世界は食糧不足で飢餓状態にある。このアルファ米が、世界の飢餓に役立ち、生産も順調になれば、この上無いことだ。国は、このアルファ米を援助すべきだと思う。世界の飢餓を救え、更に日本の農業も再生することになるかもしれない。
コメントをお書きください