WBCの優勝を日本がもぎり取った。ダルビッシュが侍ジャパンを一つに纏め、大谷が勝つための力をチームに吹き込んだのが要因だろう。それにしても大谷は、MLBのMVPを獲っただけでなく、WBCで一皮剥け、野球の絶対的な王者に上り詰めたと感じた。大谷の良いところは、有り過ぎる。欠点を見つけるのが難しい。野球の実力はピカイチだが、WBCで光っていたのは、人間力とそれに加えて信念の強さだったと思う。親ならば誰しも己の子を、大谷のような子に育てたいはずだ。大谷がMLBに行く前に愛読していた本があるという。中村天風の「運命を拓く」だ。自分も若い頃に中村天風の本を読んだことがある。でも、今は何も覚えていない。中村天風の本は、他者が加工し執筆したものが沢山出版されている。でも、自分は、中村天風オリジナルの「運命を拓く」を、しかも文庫本で読みたかった。そこで「運命を拓く」をジュンク堂で探したが、在庫は無かった。アマゾンでも売り切れだ。仕方なくアマゾンに申し込んだ。入荷は何と半月先だという。今日、その本がやっと届いた。巻末を見ると、2023年4月6日第71刷発行とある。大谷の生き方は世間の親たちにも大きな影響を与えているようだ。
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