アインシュタイン問題が解決か?の記事。アインシュタインの相対性理論から導かれる未知の素粒子でも発見されたのかと思った。ところが違う。数学の未解決問題が解決したとのニュースだった。英、加、米の研究グループが、繰り返しパターンを作らず、2次元の表面を無限に敷き詰めることができる単一のタイル形状を発見したと発表した。単一のタイルとは、ドイツ語で、単一はein、1枚のタイルはsteinだから、もじってeinstein問題と名付けられたという。非周期的なタイルの最初の集合は、1966年に発見された2万種類以上のタイルの組み合わせだった。その後、タイルの種類を減らす方向に研究が進んだ結果、1970年代にノーベル物理学賞を受賞した数理物理学者ロジャー・ペンローズが2種類のタイルで出来ることを発見した。ペンローズ・タイルと名付けられた。されば1枚でも可能ではないかと研究対象となったのがeinstein問題だ。そして今回、1種類のみで非周期的なタイルの集合を作り出せる図形を発見した。13個の辺を持つ多角形だ。動画を見ると面白い。
コメントをお書きください