スキー場のコース外であるスキーが禁止されているバックカントリーでの事故が多発している。誰も滑っていない新雪の中でのスキーは爽快かもしれないが雪崩などの危険をはらんでいる。NHKのニュースを何気なく聞いていると「長野県小谷村にある栂池高原スキー場のコース外にあたるバックカントリーで、雪崩が発生したと現場付近にいた外国人のスキー客から警察に通報がありました。警察や消防によりますと、スノーボードをしていた複数人が巻き込まれ、腕に軽い怪我をした人もいましたが無事に発見されました」とのことで、大きな被害は無かったのだなと思った。ところが、ニュースは続いて「なお行方不明者が2人いるようです」と告げた。何だ、大きな被害じゃないかと思った。NHKニュースの報道内容の順番がアベコベだ。「行方不明者2人発生」が先だ。NHKニュースの質の劣化を感じた。日本語は最後まで聞かないと、肯定するのか否定するのか分からないのが欠点だ。でも、優先順位は万国共通。徹底した現場教育が必要なようだ。
コメントをお書きください