最近、駐車券が不要で、ゲートやロック板もない、パーキングがあるという。これまでの駐車場の殆どは、入口の駐車券発行機で駐車券を受け取り、出口で駐車券を入れてお金を投入する方式か、ロック板に車を停めてから精算機で駐車番号を登録し、出るときにお金を投入してロック板を下げる方式だ。駐車券発行機を操作出来るように幅寄せするのにある程度の運転技術が必要だし、駐車券を紛失してしまう恐れもある。またロック板に車を停めるには、慣れないバック運転が必要になる。そこで最近出現したのが「チケットレス駐車場」だ。仕組みはこうだ。駐車場の入口で車の前面が撮影され、ナンバーが機械のシステムに読み取られる。出るときは、車に乗る前に精算機に自分の車のナンバーを入力し、撮影された写真を確認して駐車料金を精算する。出口でも車のナンバーが撮影されて、車が出たことが確認されるのだ。スーパーなど短時間利用の店舗では、ゲート機やロック板のある駐車場を敬遠する客が多く、店舗売上が下がってしまう欠点があった。一方、駐車場機器を設置しないと無断駐車を防止できない、というジレンマがあった。チケットレス駐車場は、店にも客にもストレスフリーをもたらしているようだ。
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