コロナ禍で相変らずペットを飼うのが流行っている。ペットショップに行くと色々な種類の犬猫が100万円近くで売られている。全く異常だと思う。売る方も売る方だが、買う方も買う方だと思っていた。オランダでは、短頭種の犬や折れ耳の猫など「デザイナーブリード」と呼ばれるペットの新たな飼育や広告・SNSでの写真掲載を禁止する方針を打ち出したとのこと。デザイナーブリードは見た目のかわいさから、有名人やソーシャルメディアのインフルエンサーの間で人気を集めているが、疾患が多い。パグ・フレンチブルドック・シーズー・ボストンテリアなどの鼻ペチャの短頭種は呼吸器疾患を起し易い。一方猫でも特有の疾患がある。耳折れのスコティッシュ・フォールド、マンチカン、ヒマラヤン・ペルシャ、アメリカンカールなどは骨軟骨異形成症を発症し易い。関節部がコブ状に腫れて正常に関節が動かなくなったりするのだ。デザイナーブリードは、お金儲けには適しているが、動物虐待なのだ。ペットを買う人は、飼う前に虐待の実情を勉強すべきだと思う。
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