「アッサリー、シジミッ!」とは、自分が子供の頃聞いたことがある行商人の声だ。今はスーパーで売られているが、昔は行商人が売りに来たものだ。そのくらい、アサリとシジミは身近な存在だ。ところが、現在の現実社会ではどうだ。今年の初め頃、熊本産アサリの産地偽装が問題になった。中国産のアサリを短期間熊本の海に置いて、それを熊本産として出荷していたのだ。しかも、これが偶々ではなく、何百トンという大規模でかつ長期間されていたのだから大問題になった。その結果、スーパーのアサリの表示は、熊本産が中国産になり、そして韓国産となって日本産は無くなってしまった。シジミも同じ道を辿るのかと思ったが、そうではなさそうだ。北朝鮮から不正に輸入したシジミを国産と偽って販売したとして、山口県警と福岡県警が複数の商社や水産会社を家宅捜索した。アサリは、大規模な産地偽装で食品表示法違反と認定されたが、何の処罰も受けず、注意されただけでシャンシャンと終わった。ところが、シジミはアサリに較べ規模は小さいが、不正競争防止法違反に問われた。いわば、アサリは駐車違反だが、シジミは飲酒運転で轢き逃げといったレベルの違いだ。日本は北朝鮮への経済制裁として、2006年からすべての貿易を禁止している。貿易で北朝鮮に利益を与えると、それがミサイル開発や核開発などの資金に使われる恐れがあるからだ。そのシジミ商売に力を貸したのが、安倍一族と麻生と言われている。面白くなってきた。警察は本来の職務を果たすべきだと思う。
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