「遊園地が無くなる理由」「遊園地が無くなる理由(2)」には、後日談があった。荻原長野市長が「クレームをした1個人を責めないように」と弁護していた人物は「たった一人の住民の苦情を発信した」某国立大名誉教授だったことが明らかになった。この名誉教授宅は周辺の児童センターや保育園、小学校などに対し、18年もの長きにわたり「送迎車のエンジン音がうるさい」「子供の声がうるさい」などと訴えていたという。でも、市は当初からクレームに応えた。公園の出入口を変更したり植栽を増やして遊び場を制限するなど対策をとった。それでも各所への苦情はおさまらず、去年は子供へ直接注意をするようになった。それでもクレームは収まらず、子供に危害が加わる恐れもあり、小学校も公園を利用させないことになった。その挙げ句の果てが閉園だった。結局、市が名誉教授に振り回され続けたということだ。SNSでは「市が上級国民に忖度か」「育ち盛りの子供たちより、一人の高齢者の苦情を優先するのか」といった批判の声が高まっているという。そこで、9人が死傷した池袋暴走事故の工業技術院院長を思い出した。事故は車のせいだ言い張った。でも2年後に過失を認め刑に服した。長野市長も上級国民に忖度すべきではないと思うのだが。
コメントをお書きください