米ツイッターのイーロン・マスクCEOが利用者に自身のトップ辞任の是非を問う投票を実施し、辞任賛成が約6割を占めた。いつもは矢継ぎ早にツイートで答えるマスクがダンマリを決め込んでいる。マスクは、トランプのアカウントを復活させるかでも、同様な賛否を問い、賛成52%で凍結を解除したことがある。論理的思考の持ち主であれば、辞任するはずだ。さて、マスクは辞任するのだろうか。それにしても、マスクは怪物だ。PayPalの共同創業者であり、スペースXファウンダー兼CEO、テスラ共同創業者兼CEOでもある。世界長者番付第1位の超大富豪でもある。マスクはTwitterは社会のデジタル広場であり、合法な言論であれば民主主義の維持のために投稿の制限などを受けるべきではないとの持論を持っていた。その割には、不都合な発信者のアカウントを通告無しに突然凍結してしまう。言論の自由を守るのではなく、突如暴君と化してしまう。おどけた仕草がトランプと似ている。解読不能な脳の持ち主のようだ。米ツイッターはマスクにかき回されているだけなのかもしれない。
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