徳島県立高校で食用コオロギの粉末を学校給食として出したことがネットで話題になっている。昆虫食は、環境への負担が少ない、栄養価が高い、生産・加工がしやすい、などのメリットがあるとされている。昆虫食は食糧危機の救世主として注目されているが、抵抗が多いのも事実だ。そんな昆虫食騒動の中で、あの小泉進次郎が昆虫食のパフォーマンスを行なった。進次郎は、悪名高きレジ袋有料化を実現した後、ヴィーガン食や食品廃棄などの問題に取り組んでいるという。ヴィーガンとは、動物由来の食材を一切口にしない完全菜食主義者のことをいう。奥さんの滝川クリステルがヴィーガン料理にハマっているいることは有名だ。ところが、進次郎は気候行動サミットでの訪米時にステーキを「毎日でも食べたいね」と発言したほどの大の肉好き。とうとう奥さんにギブアップしてしまったのかもしれない。ギブアップしてヴィーガン食に転向するのは、分からなくも無い。でも何故昆虫食なのかが分からない。ヴィーガンは昆虫など決して食べない。昆虫食はステーキ好きな進次郎の編み出した折衷案かもしれない。こんな詰まらない理由で、昆虫食を子供たちに押しつけるのは御免被りたいものだ。進次郎は単なるパフォーマンス政治家とみえる。
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