岸田内閣の辞任ドミノが始まった。たった3ヶ月で3人の閣僚辞任。辞任とは言うものの、実態は更迭。辞任を更迭と言い換えるのは、岸田の自信の無さと責任逃避の現れと見るべきだろう。旧統一教会ベッタリの山際経済再生相、死刑ハンコの葉梨法相、杜撰な政治資金の寺田総務相と続いた。しかも、岸田の決断が遅く、内閣支持率は落ちるばかりだ。山際は辞任した直後に自民党のコロナ対策本部長に就任した。国民をバカにした人事と言える。葉梨の辞任は、野党から惜しむ声がある。葉梨は実務能力が高く被害者救済法案審議に適任だった。更にガンタレ永岡文科相のお守り役としても期待されていたようだ。後任の斉藤は、農協改革に精を出す農水族という門外漢。省内の就任挨拶で、官僚に対し国民からの信頼を取り戻すようにと述べたとか。信頼を無くしたのは、官僚ではなく大臣なのに。救済法案に対処出来るのか、相当問題だ。寺田の後任は、民主党政権時代の松本元外相。松本と言えば、福島原発事故で放射能汚染の恐れがあり、いち早く密かに妻を沖縄へ避難させたことで有名だ。国民よりも家族ファーストの信条だ。更に政治資金疑惑が浮上している。ドミノ4人目の候補が、政治とカネの問題が指摘されている秋葉復興相だ。更に、岸田首相の選挙運動費用収支報告書の94枚の白紙領収書の公選法違反の疑いも出てきた。ひょっとすると、ドミノ5人目は岸田本人かもしれない。
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